コンビニの時短、生産性の向上について、備忘録として

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52412730Q9A121C1EA1000/

コンビニ「店舗拡大の時代は終わった」

 

セブンイレブンの近所にセブンイレブンを建てられ、先のFCオーナーの売上を吸い取られて疲弊する、みたいなストーリーはそろそろ聞き飽きてきたのですが、ようやくコンビニ業界も目が覚めた、ということなのでしょうか。

 

私が大阪に出てきたのが2001年。ダイエー親分とその直参事務所が乱立する吹田市江坂では角を曲がればローソンというほどにローソン密集地帯でした。ローソンの向かいにローソン、その先の角にローソン、その隣の公園を超えるとローソン、駅を挟んでローソン。というほどに。

ローソン同士客取り合うくらいなら、ハンズのワンフロア使って史上最大のローソンでも作ればいいのに、とか呑気に考えたことを思い出す。

 

それはさておき、そもそもコンビニはどこに向かってるんだろう。

個人的にはいつまでも「まちのほっとステーション」であってほしいと思う。夜中にも電気がある、知らない土地でもトイレがある、いざというときの食糧、足りない時の予防線。。。コンビニに期待したい社会インフラとしての役割は大きい。

 

オーナー同士を競争させても支給された武器でしか戦えないんじゃ、新しいほうが勝つで結果出てるし、見てる私たちも面白くないんだよね。

 

それよりもスーパーが閉まる夜9時から朝9時までの間に一番人の出入りがあるのがコンビニなんだよね。その時間に使うことといえば、例えば飲み屋とかスポーツジムとかお風呂屋さんとか、深夜託児とか、夜間診療してる病院とか、交番とか、いろいろ連携できれば地域での施設の価値は高められると思うんだよね。

 

 

根本はさんざん否定されている本部一括の店舗運営指令。仕入れから廃棄に至るまでルール化されている状況にあるのでは。もっと自由にしたらいいんじゃないかな。